実はパーフェクトリバーティ教団(PL)の宗教行事で「教祖祭PL花火芸術」というのが正式名称です。
そのPLの花火大会は、毎年、演出や構成が変えられ、まさに「芸術」と呼ぶにふさわしく、その迫力満点の花火が一説には世界一とも言われています。
今回は、PL花火大会2016の日程とともに、世界一と言われる訳や無料の穴場スポットをご紹介します。
大阪のPLの花火大会2016の日程は?
●日程: 2016年8月1日(月)19:50~20:50(予定)
毎年8月1日に開催されています。(雨天決行)
●打ち上げ場所:光丘カントリークラブ(PL大本庁内)
大阪府富田林市新堂2258-1)
●打上玉数 : 約20,000発(予定)
●予想来場者数: 約25万人
PLの花火大会が世界一とは?
一日の打ち上げ数で最大規模といえば、確かに、以前はPLの花火大会「教祖祭PL花火芸術」が12万発と発表していて群を抜いていた感がありました。
でも、これはひとつの筒から複数の花火玉を打ち上げるものも含めてカウントした玉数で、一般的な打ち上げ数に直すと約2万発となり、近年はこちらの数を正式な数として発表しています。
2014年の一日の打ち上げ数日本一は第66回諏訪湖上花火大会(長野)で打上数は約4万発です。
従って、約2万発のPLの花火大会は日本一位でもありません。
また世界的規模では、2014年1月の英ギネスワールドレコーズ社の発表によると、
中東アラブ首長国連邦(UAE)の商都ドバイで1日未明、
新年を祝う約50万発の花火が約94キロに及ぶ海岸線を彩り、「世界最大の花火」
としてギネス世界記録を更新した。地元紙ナショナルによると、コンピューター約100台を使って約400カ所からの
打ち上げのタイミングを制御し、6分間の光のショーを演出した。
ヤシをかたどった巨大な人工群島パーム・ジュメイラが浮き上がるように
花火が上がると、見物客から大歓声が上がった。
とのことです。
それでは、PLの花火が世界一というのは嘘?
日本では同じ2万発でも、普通は2~3時間の時間をかけて打ち上げます。
でも、PLの場合、わずか1時間で打ち上げてしまいます。
また、ドバイと比べると、地理的な広がりも違い、花火の密度ではPLの方が高いかもしれません。
従って、 時間的、地理的に密集した花火の密度で比較したら、PLの花火が世界一 と言えるかもしれません。
いずれにしても、「世界一」というのは客観的なものではなく、PLの花火を見た観客の感嘆の大きさを示す主観的な表現と考えたほうがよいでしょう。
2014年度の以下の動画であなたどう感じますか。
これを、生で見ると、その芸術性とともに迫力は、世界一と言えるかもしれませんね!
PLの花火大会を無料で見れる穴場スポットは?
PLの花火大会を無料で見れる穴場を3スポット紹介します。
穴場1:ゴルフ場の外周道路(府道35号線)
大迫力の花火が至近距離で見られる穴場スポットですが、穴場として有名になり、人気スポットとして最も混雑するポイントです。
遅くても、昼過ぎには場所取りをする必要があります。
場所は富田林市新堂付近(最寄駅:近鉄長野線「富田林」駅)です。
穴場2:石川河川公園
富田林駅から花火大会会場の逆側に1Km少々のスポットで、少し離れますが、若干、混雑をさけてゆっくり花火を楽しめます。
場所は羽曳野市駒ヶ谷140付近(最寄駅:近鉄南大阪線「駒ヶ谷」駅)です。
穴場3:金剛山山頂
人混みをさけて花火を楽しむならここが一番です。
山から花火の全景を見下ろせます。
〒639-2336 奈良県御所市高天 金剛山
アクセス
・南海高野線「河内長野」駅→南海バス「金剛山ロープウェイ前」バス停下車
・近鉄長野線の「富田林」駅→金剛バス「千早ロープウェイ前」バス停下車
まとめ
●一日の打ち上げ数で言えば日本一でももちろん世界一でもない。
●時間的、地理的に密集した花火の密度では世界一かもしれない。
●最寄りの穴場スポットは最も混雑するポイントでもあるので早めの場所取りが必要。