今年の母の日は5月の第2日曜日の5月10日です。
母の日といえばカーネーション。
何年か前、NHKの朝ドラで「カーネーション」というの番組がありましたね。
冒頭の映像で、真っ赤なカーネーションが映っていたのを思い出します。
ところで母の日って、なぜカーネーション?なぜ赤色なの?…
ここでは、それら由来や理由を探ってみました。
母の日のカーネーションの由来は?
母の日は、世界各国に存在しますが、その由来はさまざまです。
カーネーションは、十字架にかけられたキリストを見送った聖母マリアが落とした涙の後に生じた花という言い伝えがあります。
どうも、カーネーションはキリスト教の信仰と深いかかわりがあるようです。
日本の母の日のカーネーションションの由来は
アメリカのアンナ・ジャービスの次のようなお話からです。
1908年5月10日(この日が5月の第2日曜日でした。)のこと…
アンナは、フィラデルフィアの協会で母親の追悼式を開きました。
追悼式では、母親の好きだった白いカーネーションを捧げ 参加者に1輪ずつ手渡しました。
その後、アンナは「母の日」を祝日にする活動を続けたたす。
その結果、6年後の1914年、5月の第2日曜日は「母の日」と制定され 国民の祝日となりました。
日本では1912年(明治45年)にキリスト教の行事として行われました。
1937年に森永製菓が提唱したことがきっかけとなり、終戦後一般的に広く祝うようになったといわれています。
母の日のカーネーションの色はなぜ赤?
一昔までは、赤のカーネーションが定番でしたが
昨今、花屋を覗くと、実に様々な色のカーネーションが見受けられますが。
母の日のプレゼントで赤のカーネーション以外はダメのでしょうか?
それにはやはり母の日のカーネーションの色の由来も知る必要があります。
それは、やはりアンナのお話には続きがあります。
アンナが、亡くなった母親の追悼式で参加者に手渡したのは
白いカーネーションでした。スポンサードリンク
その後、存命する母親を持つ人は赤いカーネーションを
母親を亡くした人は白いカーネーションを
自分の胸に着けるようになりました。これも、アンナの提案でした。
この風習が、時の流れと共に
母親にカーネーションの花を贈る風習へと変わっていきました。
白のカーネーションを贈ってしまうと、常識を疑われるので注意しましょう。
母の日のカーネーションの花言葉の意味は?
ところで、カーネーションはその色ごとに
違う花言葉を持っていることは、ご存知でしょうか?
濃い赤: 「私の心に哀しみを」
白: 「尊敬」「純潔の愛」「 亡き母を偲ぶ 」
ピンク: 「感謝」「上品・気品」「暖かい心」
オレンジ: 「集団美」「純粋な愛」「清らかな慕情」
黄色 : 「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」
紫 : 「誇り」「気品」
青 : 「永遠の幸福」
以上の花言葉から見ても、母の日のカーネーションはやはり赤が定番と言えるでしょう。
でも、ピンクも悪くないですし、赤に白が混じっていても、全体としてはピンクに見えるので良いでしょう。
白だけとか黄色だけなどは避けた方が良いでしょう。
実際、通販のサイトでの人気ランキング以下のようで、昨今の傾向がわかりますね。
まとめ
・その後、生存中の母親に赤色のカーネーションを贈ることが習慣として定着した。
・花言葉から見た母の日のカーネーションの色は赤が定番でピンクも悪くない。
コメント
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by 迫田 ひとみ 2015年7月20日 7:16 AM