西条まつりは愛媛県西条市内で10月に開催される祭礼です。
だんじり(屋台ともいう)、みこし、太鼓台が神社に奉納されます。
江戸時代から300年も続いているという
市内で奉納されるだんじりなどの台数は150台を越える他に例のないスケールの大きな祭りです。
ここでは特に、伊曽乃神社の例大祭を中心に”西条まつり”の日程と見所などをご紹介します。
目 次
西条祭り2015年の日程は?
西条祭りは、愛媛県西条市にある4つの神社の祭礼の総称です。.
従って、お祭りの日程も4つあります。
・石岡神社祭礼:10月14日(水)、15日(木)
・伊曽乃神社祭礼:10月15日(木)、16日(金)
・飯積神社祭礼:10月16日(金)、17日(土)
時間は9時くらいから21時くらい。行事によって異なります。
特にことわらずに「西条祭り」という場合、祭礼の規模が一番大きい伊曽乃神社の祭礼を指します。
そこで、以下 伊曽乃神社の祭礼についてご紹介します。
西条祭り(伊曽乃神社祭礼)開催情報
2015年10月15日(木)・16日(金)
【開催場所】
愛媛県西条市

【臨時無料駐車場】
・西部公園(西条市氷見乙)
・加茂川沿い(西条市中野甲)
【交通規制】
会場周辺、車両通行規制あり
【アクセス】
『電車』
・JR伊予西条駅よりタクシーで約7分
『車』
・松山自動車道 いよ西条ICより車で約15分
【お問い合わせ】
西条市役所 観光物産課
住所:愛媛県西条市明屋敷164番地
TEL:0897-52-1446
FAX:0897-52-1200
E-Mail:kanko@saijo-city.jp
FAX:049-224-8712
西条祭りの一番の見所は?
各イベント(1~7)毎に見所があります。
特に注目すべきは3.の(御旅所)と6.の「川入り」です。
1. 10月15日(宮だし)
午前2時頃より伊曽乃神社へ集合し、神様をお迎えする。
午前0時~3時くらいにだんじり各所から出発。
伊曽乃神社へ向かう道中の北ノ丁通りが連なるだんじりで活気にあふれます。
祭りの始まりを喜び合う提灯をつけた威勢のよいだんじりが、 伊曽乃神社参道の石階段を担ぎ上げるのも見所のひとつです。(~午前6時頃まで)
2. 10月15日(自由行動)
宮だし後各だんじり自由行動。市内中心部各地でだんじり・みこしが見られます。(午後6時くらいまで)
JR伊予西条駅前や、商店街周辺などで御花集め。
市内を散策していると偶然に出会わすだんじり・みこしが楽しめる。
七泰会や川人会、みこしの集まりなどもある。
3. 10月16日(御旅所)・・・地元の方おすすめの見所です。
動画をご覧ください
午前1時頃よりお旅所(大町常心)で神様をお迎えします。
お旅所へ向かう道中の北ノ丁~国道11号線を越え~常心通りにだんじりが連なる。
100個を越える提灯に蝋燭(ロウソク)を灯して次々と入場し、奉納する場面はあまりにも勇ましい。
そして奉納を終えた約80台のだんじりがまわりを取り囲む中、4台のみこしが奉納に走り込みます。。
提灯を揺らし金糸を光られ乱舞する様子はまさに豪華絢爛。
地元の人に聞くと、ここが一番の見所!
まつりのピークを迎えます。(~午前5時頃まで)
午前5時に御旅所より番号札をつけただんじりは、順番通りに行列となり御殿前へ向かう。
ここより統一行動の始まり。
統一行動:白い糸の房をたくさんつけた黒い服装の「鬼頭(おにがしら)」による「定め書」の規則の下、本町、御殿前、神拝、玉津などを経て宮入りまで、古くからの決まった経路を運行する。
4. 10月16日(御殿前~)
午前7時頃~10時頃。御殿前でだんじりを「差し上げ」奉納。
お堀を渡る細い道を次々とだんじりがすれ違い、水面に映るだんじりが風景に融け込む。お堀の周りを取り囲むようにだんじりが並ぶと、低い太鼓の音を響かせながら4台のみこしが走り込んでくる。
整列するだんじりの前を激しい速度で走り込む。大きな白い房を振り乱し、柳の木と重なり綺麗な金糸が堀に映る。
その後、各所お神楽をまわる「おともだんじり」と「神輿」が到着。
5. 10月16日(玉津)
室川の両岸にだんじりが並ぶ中、玉津校区の3だんじりの玉津橋上でだんじりの差し上げを魅せる。
6.10月16日(宮入)・・・ここは「川入り」ともいい1番の見所!
加茂川での宮入。統一行動の終点。(午後4時頃~6時頃)
神戸(かんべ)地区以外のだんじり65台は土手に整列して見守る中、一日お供した”本町お供だんじり”とも別れ、「神輿」と神社のお膝元神戸地区のだんじり11台が合図と共にいっせいに川へ入る。
川を渡り神社へ帰ろうとする神輿が川を渡りきったとき祭りは終わる。
神輿との別れを名残惜しむかのように取り囲むだんじりと繰り広げられる様は唯一無二の最高に美しい光景である。
7.10月16日(後夜祭)
祭りが終わった後、各地区へ帰る。
最後を惜しみ、西条駅前、予土線、お堀端あたりに集まるだんじりも多い。(午後7時~9時頃)
特に近年は、提灯をつけただんじり・みこしが堀に映る姿が美しいお堀端(御殿前)が人気。
西条祭りの「川入り」の時間は
西条祭りの名物はなんといっても、「川入り」。
昨年の「川入り」の様子を動画でご覧ください。
公開者のコメント
2010年10月16日夕刻、西条祭りのひとつ、伊曽乃神社の川入りの様子。250年以上の歴史を持つという豪華絢爛な祭りの最大の見どころです。
加茂川を渡って宮入りしようとする神輿を祭りを惜しむ屋台(だんじり)が川の中で囲んで、宮入を少しでも遅らそうと練り歩きます。夕空と だんじりの100以上つり下げたロウソク提灯の明かりが川面に反射して、祭りを一層ドラマテックに演出します。
「川入り」の時間は(午後4時頃~6時頃)
加茂川を渡ろうとする神輿とそれを食い止めようとするだんじりとの攻防は大迫力でね。
神輿が川を渡るとフィナーレへ。
攻防といっても、その時間は10分ほどで終了するので見逃さないようにしましょう。