今ではコンビニエンスストアやデパート、スーパーなどでお正月が終わると絶対に目にする恵方巻きですから、
知らない人はいないのではないかと思うくらい、良く知られたお寿司ですね。
でも、あなたは恵方巻きのいわれや正しい食べ方など正確に説明できますか?
恵方巻きは、いつごろ、どこで生まれたのでしょうか?いつどのように食べたらよいのでしょうか?
ここでは、節分時の恵方巻きのいわれや、食べ方、いつ食べるかなどをご紹介します。
目 次
節分の恵方巻きのいわれは?
恵方巻き(えほうまき)とは、節分に食べると縁起が良いとされている「太巻き(巻き寿司)」、および、大阪地方を中心として行われているその太巻きを食べる習慣のことです。
「恵方巻き」という名称は、1998年(平成10年)にセブン-イレブンが全国発売にあたり、商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことにより広まったとされています。
それ以前は「丸かぶり寿司」「節分の巻きずし」「幸運巻きずし」などと呼ばれており、「恵方巻」と呼ばれていたという文献等は見つかっていません。
以上:出典ウィキベディア
恵方とは?:恵方の意味、由来は?
恵方巻きの「恵方」というのは古来の陰陽道(おんみょうどう)という災異や吉凶を説明するような方術だそうでその年の干支に基づいて決められた方角のことを指しています。
節分時の恵方巻きの食べ方、向く方角は?
恵方巻きの正しい食べ方には以下の3つのルールがあります。
1:恵方巻きは恵方をむいて食べる事!
まずはその年の恵方をむいて食べることです。神様がいらっしゃる、恵方をむいて、食べている間はその方向だけを見ること。よそ見をしてはいけません。
今年、2016年の恵方は、丙(ひのえ)南南東やや右になります。
みんなで「南南東やや右」をむいて恵方巻きを食べましょう!
2:恵方巻きは黙って食べる事!
恵方巻きを食べるときは、黙って食べましょう。食べ終わるまで黙って食べないと、ご利益を得ることが出来ないそうです。
丸ごと食べ終わるまで、静かに恵方巻きを全部食べましょう。
そして、恵方巻きを食べ終わった後は、家族やお友達と楽しくおしゃべりを楽しみながら、残りの食事をしてください!
3:恵方巻きは一気に食べる事!
恵方巻きを食べるときは、上品に切り分けたりせず、一本をがぶっと一気にいただきましょう。
途中で休んだりすると、やはりご利益がなくなってしまうんだそうです。
食べる前に恵方を向き、深呼吸。食べ終わるまでそのままの方向を向き、一気に一本いただいてください!
一気に食べることが大事なので、お子様用は少し細めに巻くといいですね。
節分の恵方巻きはいつ食べるの?
恵方巻きはいつ食べるの?
恵方巻きは「節分の日」に食べます。
2016年は2月3日(水)が節分の日なので2月3日に南南東やや右を向いて恵方巻きを食べましょう。
恵方巻きを食べるのは2月だけ?
本来、節分の日は1年間に4回あり、その4回は、立春・立夏・立秋・立冬の前日にあたります。
ただし、豆まきや恵方巻きを食べるのは
2月の節分の日(立春の前日)だけです。
元々は、小売業界が「これは売れる!」と思い売り始め
その時の売り文句が「2月の節分の日は恵方巻きを食べよう!」だったことから「恵方巻きは2月だけに食べる」
ということになったそうです。
要するに小売業者の販売促進の都合で、2月だけになってしまったのですね。
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