エルニーニョの気象庁による定義は?日本への影響や経済への影響は?

気象庁は、この冬を「暖冬」と予想。原因は、遠く太平洋赤道付近で発生している過去最大級のエルニーニョ現象だそうです。
暖冬
ところで、エルニーニョって何か?その影響はなどご存知ですか?

実は、気象だけでなく、経済にも大きな影響があるのですよ。

ここでは、エルニーニョの定義やエルニーニョ現象の日本への影響や暖冬による経済への影響についてご紹介します。

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エルニーニョって何?気象庁の定義は?

エルニーニョ/ラニーニャ現象とは

エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象です。

逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれています。

ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられています。

エルニーニョの定義は

いまのところ、世界共通の定義はありません。

気象庁では、エルニーニョ監視海域(南緯5度~北緯5度、西経150度~西経90度)の海面水温の基準値(その年の前年までの30年間の各月の平均値)との差の5か月移動平均値(その月および前後2か月を含めた5か月の平均をとった値)が6か月以上続けて
+0.5℃以上となった場合をエルニーニョ現象
ー0.5℃以下となった場合をラニーニャ現象と定義しています。

この定義は、エルニーニョ現象に関する論文等を参考に、大気・海洋の各種データを用いて総合的に特定した1950年から1990年のエルニーニョ現象を網羅するように客観的基準として定めたものです。

エルニーニョの日本への影響は?

エルニーニョ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム

エルニーニョ現象が発生すると、西太平洋熱帯域の海面水温が低下し、西太平洋熱帯域で積乱雲の活動が不活発となります。

このため日本付近では、

夏季は太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、気温が低く、日照時間が少なくなる傾向があります。
また、西日本日本海側では降水量が多くなる傾向があります。
エルニーニョ夏

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冬季は西高東低の気圧配置が弱まり、気温が高くなる傾向があります。
エルニーニョ冬

気象庁は、この冬を「暖冬」と予想

気象庁は、この冬を「暖冬」と予想。原因は、遠く太平洋赤道付近で発生している過去最大級のエルニーニョ現象です。

太平洋東側の南米ペルー沖で、海面水温が平年より高い状態が1年近く続くエルニーニョ現象は、世界各地に異常な天候をもたらすことで知られています。。

気象庁によると、エルニーニョ現象の発生海域では今年1月から海水温が上がり始め、10月の平均海水温が平年値プラス2・7度まで上昇。

これはピーク月で平年値プラス3・6度と史上最大だった平成9年以来の規模だという。

エルニーニョ現象が起こると、太平洋西側のフィリピン沖では逆に海面水温が低くなり、結果的に日本付近で冬型の気圧配置を弱める傾向があります。

 気象庁は今年12月~来年2月について、北海道と東北地方を除く東日本から西日本にかけ、軒並み平均気温が平年より高くなると予想。

そして、日本海側では降雪量が平年より少なく、太平洋側では降水量が平年より多くなるという。

エルニーニョの経済への影響は?

まず、動画で解説

次の動画で解説していますのでご覧ください。

エルニーニョ現象による暖冬の経済へ及ぼす懸念は?

暖冬の影響で、冬場の消費が落ち込むのではないかという懸念があります。。

第一生命経済研究所によると、「過去50年間のエルニーニョの時期と、景気後退の局面が62.3%の確率で重なっている」という。

暖冬になると、「冬物商品の売上の低下」や、暖房器具の使用料が減ることによる「光熱費の減少」、スキーなどの行楽に行く人が減ることや、タクシーを利用する人が減ることで発生する「交通費の減少」により、景気が後退する可能性があるのです。。

気象庁の予想通りに暖冬になれば、今後の景気にマイナスの影響が及ぶのでは、と懸念されます。

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