糖尿病の血管への影響とは?動脈硬化のメカニズムは?予防するには?

糖尿病になると、血中のブドウ糖を腎臓で再吸収しきれなくなって尿中に出てしまうためにこの病名がついています。動脈硬化1

しかし、尿に糖が出るのは、病気がかなり悪化してからのことです。

実は、糖尿病は血管の病気ってご存知ですか?

ここでは、糖尿病の血管への影響や動脈硬化をを引き起こすメカニズムを確認した上で、動脈硬化を予防する方法についてご紹介します。

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糖尿病の血管への影響とは?

血管は、心臓から送られる血液を全身に循環させる重要な器官です。

糖尿病になると、血管の中は血糖値が高い状態が続きます。血管への影響

血糖値が高い状態は、血管を傷つけたり、血液をドロドロにしたり、さまざまな負担を血管に与えます。

糖尿病は、長い時間をかけて血管をボロボロにしていく病気とも言えます。

特に、細い血管(毛細血管)は、もともと血管自体がもろく、血糖値が高い状態の影響が早いうちから出てしまいます

毛細血管が集中する網膜、腎臓、手足に現れる障害の「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」「糖尿病神経障害」糖尿病の三大合併症(細小血管障害)と言われ糖尿病で起こる確率が高い合併症です。

また、血糖値が高い状態は、毛細血管だけではなく太い血管にも影響を与えます。

大血管障害と呼ばれる、脳梗塞・心筋梗塞など直接命にかかわる病気を引き起こすこともあります。

血液中に増えすぎたブドウ糖は血液中のタンパク質と結合して「糖化タンパク」 (正確にはAGE‥終末糖化産物)という強い毒性を持った物質となります。動脈硬化1

AGE血管壁の細胞を破壊するため、血管は弾力を失い、動脈硬化の進行が加速します。

また、血糖値が高いと、血液の成分である血小板や凝固国子が増加し、活性化されやすくなり、血栓をつくりやすくなります。

このように糖尿病では、血管が詰まる心筋梗塞や脳梗塞などを発症しやすくなるのです。

糖尿病の合併症は、糖尿病の可能性がある、あるいは糖尿病と診断されたときから進行し、5~10年くらいで出現すると考えられています。

血糖値が高い状態をほうっておくと、ゆくゆくは失明や透析や手足の壊疽えそを引き起こすとも言えます。

反対に今の生活習慣を改善し、正しい治療をすれば合併症を防ぎ、普通の人と変わらない生活が送れます。

このような理由から糖尿病は、実際のところ、血管の病気である、とも言われているのです。

糖尿病が動脈硬化を起こすメカニズムとは?

糖尿病になると体中に様々な影響が出てきますが、この大きな原因として糖尿病による動脈硬化が挙げられています。

糖尿病を発症したときになぜ動脈硬化に至るのかそのメカニズムを知っている人はそういないのではないでしょうか。

糖尿病でなくても動脈硬化を起こすことはありますが、糖尿病を発症している人は普通の人に比べ6倍程度発症率が高まると言う統計もあり、様々な合併症の原因となっている動脈硬化自体が糖尿病の合併症と考えても良いでしょう。

動脈硬化は、高血糖状態の血液が血管を流れるとコレステロールが血管壁に沈着し血管壁が硬くなって柔軟性を失ってしまうことから発症します。
動脈硬化2
末端の細い血管では塞がってしまい、その先にある臓器などに影響が出ることになります。

たとえば虚血性心疾患である狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などがこのタイプの病気です。

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太い血管においても同じようにコレステロールが溜まって行き血流を流れにくくしています。

以上が動脈硬化のメカニズムです。

糖尿病が引き起こす動脈硬化を予防するには?

動脈硬化を引き起こす3つの病気とは

動脈硬化は糖尿病だけでなく高血圧高脂血症によっても発症しますが、この3つの病気は複雑に関係しあっているため3つとも発症している人も少なく有りません、

この場合これ等はそれぞれが発症していない場合に比べて6倍程度動脈硬化の発症の可能性を高めますので、相乗効果で動脈硬化が更にスピードアップすることになります。

まずどれかに発症したら良く調べて、自分のおかれている状況を確認し、その後の治療方針を医師と考える必要が有ります。

逆に考えればこれ等のうち1つをコントロールして影響を少なくしておけばそれだけ大きく発症確率を減らせると言うことです。

この3つの病気はなかなか完治ということにはなりませんが、それぞれうまく治療をすればコントロールすることは可能です。

動脈硬化の予防や治療は生活習慣の見直しが必須

どれも生活習慣が大きく関わっていますから、動脈硬化の予防や治療は生活習慣の見直しが必須となり、苦しいものになりますが、動脈硬化を呼び起こし、様々な合併症を発症させてしまうよりもずっと楽では無いでしょうか。

動脈硬化の予防には、まず、血管の検査を!

糖尿病にしろ、高血圧や、高脂血症にしろすべて定期健康診断や特定診断(いわゆるメタボ診断)を受診していれば必ず検査する項目です。

ですから年1回定期健康診断や特定診断を受ける事によって症状が悪化して動脈硬化が進んでしまう前に、治療に入れる事になります。

つまり、検査による早期発見が動脈硬化予防の鍵となるのです。

血管の検査については具体的には以下のようなやり方があります。

血圧脈波検査(血管年齢)

下の動画をご覧下さい。

硬い血管ほど脈が早く伝わることを利用して血管の硬さを数値で表します。
数値が大きい程,血管が硬いことを示します。

各年齢の平均値と比べて血管年齢として利用されています。
検査費用は1500円(保険で3割負担の場合は450円)程度です。

ただし、血管年齢はあくまで指標であり、血管の動脈硬化などの問題があるかはチェック出来ません

頸動脈エコー検査エコー検査

血管年齢が高いなど不安なときは、頸動脈エコー検査を受けることがおすすめします。
頸動脈エコー検査では、実際の血管を超音波で調べて、血管内の状態を調べることができ、動脈硬化のリスクをチェックできます

自宅で検査する方法

もし病院での検査は受けたくないと言う人は、将来病気に苦しむ可能性を排除できません。

どうしても行きたくない人は、最近では血圧計もすぐ手に入りますし、自宅で出来る検査キットも販売されていますので、まずはそれを使ってみても良いのではないでしょうか。

例えば、血管年齢測定BCチェッカーという測定器が楽天で販売されています。

指先をセンサー部に20秒くらい当てただけで加速度脈波、すなわち血管年齢(末梢血管の柔軟性)を簡単に測定することができます。

BCチェッカーについて詳しくはこちら
↓↓クリック↓↓

 

動脈効果の予防にストレッチも有効

例えば、こんな、ストレッチが血管年齢を若くし動脈硬化の予防につながるのです。

 

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