イライラや不眠の原因となるストレスは、万病のもとと言われます。
そもそもストレスは、脳内で起きている神経の興奮や緊張のこと。
その現象を、気持ちの持ち方だけではなく、毎日の食事でも整えていくことに、
もっと注目してもいいのではないでしょうか。
ここでは、ストレスと食事の関係を確認し、緑茶や青魚など和食のストレス抑制効果をご紹介します。
目 次
ストレスと食事の関係は?
食事でストレスを抑制できる?
ストレスと食事の関係に関心を持つ人は、あまり多くないかもしれません。
しかし、私たちの体の中でストレスやイライラを抑制する物質の研究が進み、それらの物質を食事に取り入れることによって、ストレスの抑制が期待できるのではと考えられるようになってきています。
つまり、腸内で興奮や緊張を鎮める働きが注目され始めているのです。
ストレスとカルシウムの関係は
以前から、カルシウムが不足するとイライラしやすいと言われてきました。
カルシウムは、丈夫な骨づくりに欠かせないだけでなく、神経の情報伝達をスムーズにすることで、神経の興奮や緊張などを和らげ安定させることは、すでに知られています。
ギャバのストレス抑制効果は
カルシウムと同じような働きを持つ物質がギャバです。
ギャバは正式にはγ(ガンマ)-アミノ酪酸と言い、脳の中枢神経にあって、ストレスや神経の興奮を抑制する脳内物質です。
発芽玄米のギャバはよく知られていますが、発酵食品にも多く含まれていることは意外に知られていないようです。
緑茶や青魚もストレス抑制に期待できる
ストレスと緑茶
さて、テアニンという物質の名前を聞いたことはありますか?
じつは、カテキンと同様に緑茶に含まれる成分で、興奮や緊張を抑制する働きを助け、睡眠を促す作用があるのです。
緑茶でもとくに玉露や新茶の旨みや甘みはテアニンが引き出しているものです。
よく知られているカテキンは、お茶の渋みや苦みのもととなっているものです。
テアニンは茶葉に含まれ、低湿で抽出されますので、お茶をいれる時にはぬるめのお湯で。
抹茶ならさらに効率的です。
ストレスと青魚のDHA
ところで青魚に含まれるサラサラ成分のDHAが、脳内物質の伝達性をよくし、抗ストレス性を持つことが最近の研究でわかってきました。
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このようにストレスの抑制に関係のある食品は意外と身近にありますから、心の健康という
観点から食事を見直すことも大切なことではないでしょうか。
ストレスを感じたら、和食を基本にするとよい!?
「ちょっとイライラする」「最近、ぐっすり眠れない」というような時には、意識して和食の食生活を心がけたらいいかもしれません。
魚を主菜にして、味噌汁、豆腐料理や野菜料理、シラスなどを添えると、ストレスを抑制する力が集結。
魚にはDHA、発酵食品の味噌にはギャバが含まれ、小魚のカルシウムの代謝を大豆製品のイソフラボンが助けます。
そして食後に緑茶を飲めば、きっとゆったりとした気持ちになれるのでは。和食って、すごいですね。