アルツハイマー病の原因は糖尿病?ココナッツオイルに含まれるケトン体の効果とは?

糖尿病の研究では長い間、肝臓やすい臓、脂肪や筋肉の細胞に注目が集まっていて、脳に与える影響はほとんど注目されませんでした。
脳にもインスリンの受容体がありますが、どんな働きをしているか、よくわかりませんでした。
2型の糖尿病を発症した人がみな、脳の認知機能を急激に悪くさせていくわけでもないので、あまり研究がなかったのです。

ところが、近年、「アルツハイマー病は脳の糖尿病」であることが分かってきました。

ここでは、アルツハイマー病と糖尿病の関係、ココナッツオイルに含まれるケトン体がアルツハイマー病予防に効果があることをご紹介します。

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アルツハイマー病の原因は糖尿病?

九州大学が福岡県久山町で行っている有名な「久山町研究」で、1985年時点で認知症がなかった65歳以上の住民826人を15年にわたって追跡調査しました。
この調査で、糖尿病とその予備群であるグループは、そうでないグループと比べて、アルツハイマー病を発症するリスクが1.6倍も高いことがわかりました。
初期の糖尿病とその予備群では、食後高血糖に続いて高インスリン血症が起こりますから、それがアルツハイマー病を加速させたのでしょう。

tounyou-lisk海外にも同様の報告があります。
1999年に公表されたオランダを代表する著名な「ロッテルダム研究」では、高齢の糖尿病患者がアルツハイマー病で認知症になる確率は、そうでない人の1.9倍に達するとしています。

さらにインスリン治療を受けている糖尿病の患者さんでは、アルツハイマー病による認知症の発症リスクが4.3倍も高かったのです。

これらの事実から、糖尿病は、アルツハイマー病の大きなリスクになっていることがわかりました。
こうして二つの病気の関連性が、疫学的に明らかになってきたのです。

ココナッツオイルに含まれるケトン体が 脳に効果

ケトン体は 脳で 利用できる

人間の脳は、二種類のエネルギーソースを使うことができます。

ひとつは、グルコース=糖質。もうひとつは「ケトン体」です。
グルコースを使い果たしたとき、体内の脂肪細胞を分解して作られるのがケトン体です。

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グルコースがあるときはグルコースを使い、なくなったときや使えないときに限って、自然にケトン体を使う仕組みになっています。
脳が糖尿病と同じ状態のアルツハイマー病になると、グルコースを利用できません
しかしケトン体は利用できます。

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脳のエネルギー不足がアルツハイマー病の原因と考えると、ケトン体を与えることによって、神経細胞の活性が元に戻り、アルツハイマー病の症状が改善される可能性があるわけです。

しかも、ケトン体を使ったときのほうが、グルコースを使うより脳のパフォーマンスは高くなることがわかっています。
アルツハイマー病だけでなく、神経変性疾患のことごとくに効果が出ています。

ココナッツオイルがアルツハイマー病の治療に効果がある

Coconut fruit isolated on white background実はこのケトン体を一番多く含み、摂取しやすいのがココナッツオイルです。
ココナッツオイルというのは、中鎖の飽和脂肪酸です。
脂肪には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。

肉や乳製品に含まれるのが飽和脂肪酸で、主としてエネルギー源になります。
一方、魚や植物油に入っているのが不飽和脂肪酸です。
ココナッツオイルは植物由来ですが、なぜか飽和脂肪酸です。

しかも中鎖の飽和脂肪酸というのは、吸収されやすく、すぐエネルギーに変わり、脂肪として蓄積されにくい性質をもっています。
体内でケトン体を作るためには、グルコースをシャットアウトしなければなりませんが、ココナッツオイルを口から食べれば、外から簡単に補給できます。

最近ではこのココナッツオイルがアルツハイマー病の治療に効果があるということが分かってきたのです。

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