平均気温の上昇にあわせて、毎年夏になると懸念されるのが熱中症です。
この予防手段として、呼びかけられるのがこまめな水分補給です。
しかし、実はそれだけでは不十分なのです。
ここでは、水をこまめに摂る、だけでは熱中症の予防はできない理由と、熱中症予防の対策として、肉を食べることが効果的なことをご紹介します。
熱中症とは
「熱中症」の状態とは
そもそも私たらの体内を巡る血液には、循環することで体内に溜まった熱を放出する役割があります。
その放出が十分にできず、熱が体内に溜まった状態が 「熱中症」です。
血清アルブミンと熱中症の関係
血流が十分であれば、放熱の効率もよいわけです。
そして血管を流れる血液の量を調節しているのが、血清アルブミンなのです。
血清アルブミンが減ると血液の侵透圧を維持するために血液量が減少します。
すると、体の放熱効率が落ちて熱中症を引き起こしやすくなるのです。
高齢者の栄養状態を評価するうえで、低栄養に陥っていないかどうかを調べる指標となるものです。 3.5g/dl以下になるとタンパク質を補う必要があり、卵や魚肉、ヨーグルトなどを摂取することが求められます。
高齢者の栄養障害は身体予備力を低下させるだけでなく、病気にかかりやすく、また一度かかってしまえば回復を遅らせてしまうことにもなるため、体重と併せて「血清アルブミン」を定期的に測定し、高齢者の栄養状態を客観的にみていくことが重要です。 以上は介護ことば辞典より
高齢者が夏に熱中症になりやすい理由
総務省によると、毎年、熱中症で病院等に搬送される方の年齢割合は下図のとおりです。
高齢者が熱中症になりやすいのは、そもそも高齢になると老化にともない、血清アルブミン値が低下していることが多いためです。
その結果、いくら水分をこまめに摂ってもすぐに排泄きれるだけで、血液の量は増えず、放熱効果が高まらないのです。
いったん溜まった体内の熱は留まり続けます。
熱したフライパンに水を垂らすようなものなのです。
血清アルブミン値が低いのに気づかす、熱中症予防のつもりで水を飲んでも、抜本的な対策にはならないのです。
熱中症予防の効果的対策とは
熱中症を予防する抜本的な対策は血清アルブミン値を高めることです。
肉は体内の栄養状態を確実にレベルアップさせることがわかっています。
参考:たんばく質食品の中で肉が最良の理由|良質脂質と必須アミノ酸が全て摂れるから?
従って、肉を食べる習慣をつけ、血清アルブミンを増やし、体内を流れる血液量を増やしてこまめに水分を補給するのが正解です。
今年から、メディアには 「夏場は肉を食べ、こまめに水分を摂りましょう」と報じて欲しいものです。
でも、もし野菜を十分取れない場合は食物繊維が豊富な青汁を一緒に摂れば良いでしょう。
特に、私が毎日飲んでいるすっきりフルーツ青汁には栄養素が豊富な国内産の厳選された大麦若葉と色とりどりの野菜のエキスが使用されており、食物繊維が豊富です。
したがって、肉を食べる時、すっきりフルーツ青汁を用いて、野菜不足を補充するのも良いでしょう。
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