4月になって、各地のサクラが開花してきましたが、花期は短いのが辛い?
でも、サクラの花が散り、新緑が鮮やかになる晩春から初夏の頃になると、色とりどりのツツジの花が咲き出して、私たち目をを楽しませてくれます。
ここでは、そんなツツジの名前の由来や、花言葉、東京のツツジの名所についてご紹介します。
今年のゴールデンウィークに、ツツジのお花見はいかがでしょうか。
ツツジの名前の由来は?
花名のツツジの由来は以下のように諸説あるうようです。
・花が次々に連なり咲く様子の「ツヅキサキギ」で続き咲き木の意
・「ツヅリシゲル」で綴り茂るの意
日本では古くから園芸品種としてツツジを交配し、美しい品種が多く生まれています。
それでは、次にツツジの花言葉って何でしょうか?
ツツジの花言葉は「情熱」?
ツツジの花言葉は「情熱」?というイメージがありますが、
実はツツジ全般の花言葉は、
「節度」「慎み」 です。
でも花の色やツツジの種類によっても、花言葉があるんですよ。
●赤い花のツツジの花言
赤いツツジの「恋の喜び」の花言葉は、 まばゆいばかりの赤い花をいっせいに咲かせることに由来する ともいわれます。
●白い花のツツジの花言葉
白いツツジの「初恋」の花言葉は、
純白の花姿の清純さにちなむといわれます。
●山ツツジの花言葉
山ツツジは日本の代表的なツツジで、山野に自生し初夏の山を彩ります。
それが、 赤く咲く花々が燃えるように見えるところに由来 するともいわれます。
ツツジの花言葉が「情熱」というイメージは赤いツツジや山ツツジの花言葉に因んだもの と思われますね。
ツツジの名所って東京ではどこ?
根津神社の「文京つつじまつり」(文京区)、塩船観音寺をはじめ、東京中のつつじまつりと名所情報をご紹介します。
●根津神社の「文京つつじまつり」
2000坪ほどのつつじ苑には、約100種3000株のつつじが咲き乱れます。
多品種のつつじは早咲きから遅咲きまで開花時期が異なるため、
長期間楽しめるのがポイント。
開催期間:4月11日~5月6日
【最寄駅】千駄木、根津、東大前
●皇居東御苑
色々な種類のツツジが植栽されており、苑内各所で楽しむことができます。
海外からの旅行者にも人気のスポット。
見ごろ:4月
【最寄駅】竹橋、二重橋前、大手町
●清澄庭園
東京都指定名勝に指定されている「清澄庭園」は、大泉水の周囲に築山や名石を配置した回遊式林泉庭園。
園内で最も高い「富士山」は別名「つつじ山」と呼ばれ、
毎年ゴールデンウィーク頃にはつつじとさつきで覆われ、燃えるように赤く染まるさまは必見!
見ごろ:4月下旬~5月上旬
清澄庭園 【最寄駅】森下、門前仲町、清澄白河
室町時代に建立された本堂をはじめ、仁王門など、国指定重要文化財を持つ塩船観音寺。
境内の周囲はすり鉢状で、斜面いっぱいに早咲き、中咲き、遅咲きと異なる品種が次々と咲き競うさまは、目を見張る美しさです。
見ごろ:4月中旬~5月上旬
塩船観音寺 【最寄駅】河辺
終わりに
どこに行っても混雑が予想される五月のゴールデンウイーク。
家族や恋人と、都内で新緑に映えるつつじのお花見はいかがですか!